続く風邪と春の公園

春になっても、マサヒロは何度か風邪をひきました。毎日元気に学校へ行きたいのに、鼻がつまって苦しい日もありました。

ある日、マサヒロは公園で友だちと遊びました。風が少し冷たくて、彼は自分の体を大丈夫だと思っていました。けれど、夜になると熱が出て、とても疲れてしまいました。

次の日、マサヒロは病院に行きました。お医者さんは、「もっと休んで、水をたくさん飲んでください」と言いました。でも、マサヒロは学校を休むのは嫌でした。

その夜、彼は窓をあけて静かな春の空気を感じました。風邪が長く続くのはつらいけれど、自分の体にまかせてゆっくり休むことが大事だと少し思い始めました。

結局、マサヒロは学校を数日休みました。でも勉強のことや友だちのことは少し心配で、まだ完全には安心できませんでした。風邪はなくなったけれど、春の風の冷たさには少し気をつけたいと思うのでした。