まつりのかざりもの

今日はさとしの町で大きなまつりがあります。さとしは１２さいで、まつりのかざりを作るのが大好きです。

学校でみんなとかざりを作りました。赤い紙、青い紙、黄色のふわふわのものも使いました。さとしは色をえらぶのが楽しかったです。

しかし、まつりの場所にかざりをもって行くと、風が強くてかざりがすぐにとびます。さとしはかざりを直そうとしましたが、またとびました。

さとしは考えました。「どうしたらかざりがとばないかな？」手でかざりを持ちましたが、目の前は風でいっぱいです。

そこで、まつりの人がロープを使ってかざりをとめました。さとしはびっくりしました。かざりは動かなくなり、きれいに見えました。

まつりの時間になると、たくさんの人がそのかざりを見て、「わあ、きれい！」と言いました。さとしもにこにこしました。

でも、風はまだつよかったです。かざりが少しまたきれいじゃなくなりました。さとしは「まつりはかざりだけじゃないね。楽しい気持ちも大事だ」と思いました。